私自身、小学生のころから虫歯があり、治療して銀歯でした。高校生になってもなんとなくは、歯磨きをしてましたが、部活や勉強で疲れていると風呂に入ったらそのまま寝てしまうことは度々ありました。そんな状況で大学生になり、口腔ケアは全く意識していませんでした。すると、詰めていた銀歯の付近からまた虫歯で治療するはめに。そして、社会人になっても口腔ケアの意識はなく、再度詰めた銀歯から虫歯になりました。どうやら、噛む力が強かったこともあり、硬い銀歯が歯にクラックを入れてしまい、その隙間に虫歯菌が入ってという状況とのことでした。振り返ると、最低の口腔ケアです。ここまで来て、ようやく私自身の意識を改め、少しずつですが、口腔ケアをするようになりました。改めて、治療にかける時間や費用を考えると予防というのは重要だと感じており、自分の子どもはこんな苦労はして欲しくは無いと思った次第でした。
私が子どもの頃は、予防歯科という考え方はなかったと思いますが、これからは重要だと思います。
なお、私は歯科医でもなんでもありません。自分の経験と歯科医から聞いた話をまとめました。医学世界は日進月歩であり、変わらないこと変わることはあると思います。最新の情報は、信頼できるところより入手をお願いします。
子どもの虫歯の原因
大きく二つあるようです。
いわゆる虫歯菌によるもの(虫歯はうつる)
虫歯はうつるそうです。その原因は、虫歯がある人との食器など共有でうつるとのことでした。そのため、我が家では、食器の共有では徹底して避けました。どちらの実家に行っても、子ども用の食器を使いました。一部大皿は仕方ありませんが、スプーンは専用のものを各実家に置いておきました。
食後の口腔内の酸性化(危険なだらだら)
何かを食べた後は、口の中は酸性に傾くそうです。その酸性を中和するために唾液が出てくるのですが、特にイオン飲料などの酸性飲料をダラダラのみしてしまうと口腔内はずっと酸性の状態になり、歯は少しずつ溶けて、いわゆる虫歯になってしまうそうです。この虫歯は、虫歯菌に関係なく起きるようです。
虫歯を防ぐ我が家の対策
我が家の対策を紹介します。今のところ、上の子が小2になった今現在、虫歯はありませんので、対策できているようです。もっとしっかりしたやり方もあると思いますが、参考になれば幸いです。
基本的な水分補給は水
子どもが小さいうちは、だらだら飲みになってしまい、それは仕方がないことです。そのため、水分補給は基本的に水です。それは、現在でも変わらず続いています。汗を大量にかいているときにや、たまに食事の際にはジュースを飲むこともありますが、基本は水です。
口腔ケア
歯磨きは基本、夕食後の1回だけです。
乳歯がでてきたころ(本数が少ない段階)
生後6か月ぐらいから歯は生えてくるのでそこからの歯のケアのスタートでした。最初は、歯磨きシートを使ってました。特にこの頃は、口も大きく開けていてくれないので、シートを使ってササっと終わらしました。これは寝てしまっていても使えるの便利でした。
乳歯がはえそろってきたら
仕上げ磨き用としても使っています。また、子ども自身がやりたいって時に使わせていますが、5歳の娘はまだよく噛み、すぐブラシをダメにします。なので、子ども自身が歯磨きする場合は、歯科医でもらった子供用の歯ブラシを使わせていることもあります。
自分で磨きたい場合に
子どもは自分で磨きたいと言ってきても最初から普通の歯ブラシは突き刺しが怖いです。また、座って磨いてくれれば良いのですが、何故か立ち歩き始め転ぶこともあると思います。そんな時には、この歯ブラシ。突き刺してしまう恐れはありません。が、少しお高いし、子どもだけで歯磨きは終わらないので、毛先がダメになっても持たせて使っていました。
歯磨きジェル(ブクブクうがいができないとき)
研磨剤が入っているような歯磨き粉は、ブクブクうがいをして口から吐き出す必要がありますが、小さいときはまだできません。そこで、ジェルタイプの歯磨き粉です。これなら、フッ素も含み、うがいできなくても大丈夫。
歯磨き粉(ブクブクうがいができるようになったら)
今、我が子はブクブクうがいが2人ともできるので、なくなりそうになったら、「ストロベリー」、「アップル」、「グレープ」の3つの味から選ばせてます。
フロス
大人もしたほうが良いフロス。上の子は、乳歯だけの時は歯と歯の隙間が結構空いていましたが、成長につれて詰まってきました。下の子は、隙間少なかったので早めのうちから始めています。
歯科医での受診
最後は定期的なメンテナンスということで、歯科医でのクリーニングとフッ素コーティングです。やはりどんなに頑張っても家庭での磨きでは限界があるものです。フッ素コーティングについては、いろいろな味があるらしく、毎回味を選んで楽しんでいるようです。近くに良い歯科医が判らないという方は、近くの先輩ママやパパに相談すると良い歯科医を教えてもらえるかと思います。我が家は、東京に住んでいた時は、子ども専門の歯科医にお願いをしていましたが、田舎に越してきてからは、家族全員で定期的に歯科医に行き、メンテンナンスをしています。別々で行くより、1回歯科医に行くことで、家族全員が終わるので今ではこれで良かったと感じているところです。
大事なのは習慣化
子どもが小さいうちは、呼びかけるとか、仕上げ磨きをしてあげるとかして、歯の良い状態を保つことができますが、最終的には子ども自身が自発的に上手に磨けるようにならないととは思っています。これからは、我が家としてどのように習慣化した状態に持っていくかが課題だとは思っています。その一つの解決策としては、下のリンクがありますが、如何せん高い。やったことがある人の感想を直接聞きたいです。
まとめ
我が家での口腔ケアを紹介してきましたが、いかがでしょうか。子どもの歯磨きは本当に大変です。歯磨き始めたころは、なかなか磨かせてくれませんでしたが、毎日続けていたので、今では歯磨きさせてくれます。それでも、まだ自分からすることはないので、これからです。下の子については、歯並びも良くないので、成長みつつ矯正も視野に入っています。
下の本を読むとさらに口腔ケアの重要性が理解できると思いますので、興味のある方は読んでみてください。また、ほかにいい方法をご存じの方は教えていただければと思います。