『おやすみ、ロジャー』とは
「車を運転している人のそばで絶対に音読しないこと。」と注意から始まる絵本です。文字が太字の箇所は、協調して読み、色文字のところは、ゆっくり静かな声で読みます。心理学上の意図があり、そのポイントに沿って抑揚をつけて音読すると寝てしまうそうです。
結果、我が家では大成功
確か、買って初めて読んだのは、妻が2人目を里帰り出産で帰った時に、電話越しに読んであげたときだと思います。電話越しでも寝てくれて、効果がありと喜んだのを覚えてます。その週末には、もちろん妻の実家に『おやすみ、ロジャー』を持ち帰りました。今まで何度かは最後のページまで行っても寝てくれないこともありましたが、数は指で数えられるくらいです。さすがに、娘が1歳ぐらいのときは、ちょっとした音で起きて、泣いてしまったので、絵本というよりは、娘をエルゴに入れて、夜の散歩をしたほうが寝てくれましたが。。
それから3,4年たちますが、我が家では、寝る前にそれぞれ本2冊読み(妻に感謝)、それでも眠くならない場合に、今でも子供から『ロジャー読んで!』と言われます。そして、読み始めるとあっという間に寝てくれます。小学校と幼稚園で疲れても興奮して眠れないときに落ち着く効果があるようです。なので、絵本をもって泊りにいくときには、これも一緒に持っていきます。
また、これは電子書籍もあるので、夜スマホを見てブルーライト浴びて眠れなくなってしまう人以外は、電子書籍もおすすめです。電気を消して、部屋を暗くして読めるので、眠りに落ちやすくなります。私が読む場合は、スマホです。妻が読む場合は、同じく部屋の明かりは消し、100均で買った暖色系のライトで照らして読んでます。
ちょっと残念な点
個人的に残念な点が2点あります。1つは、物語としては、あれ?と思う箇所が出てきます。どうしても、眠くなるように作られているのでその辺は仕方ないのですが。。
もう1つは、絵がちょっと怖いです。海外の絵本はそういうものなのかわかりませんが、ちょっと。でも、続編はかわいい絵になっているようです。そんな方は、『おやすみ、エレン』がいいかもしれませんね。
お話ディスクやオーディオブック版もあるようです
実際に効果的な読み方を自分ができているのかわからないので、こういうのがあるとどんなふうに読めば良いか判るかと思います。あとは、やっぱり相性はあると思うので、寝る子と寝ない子どちらもいるようですね。本を読んでもらうのが好きな子であれば、一度、図書館とかで借りて試すのもいいかもしれません。我が家としては、この本はおすすめです。そして、もれなく読んでる親も一緒に眠くなります。